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gatearray recordingsは、豊かな緑と清らかな水に囲まれた長崎県島原市を拠点に活動している、プライベートな音の研究室です。
静謐な環境に建てられた自宅に防音と室内音響を調整したスタジオを構え、電子音楽を中心に新しい音響表現の創出に取り組んでいます。
その制作環境は自身の表現活動に留まらず、他のアーティストの作品を磨き上げるためにも機能しています。
さらに、この土地独自の響きにも耳を澄まし、音響の技術で地域の新たな魅力を引き出すことにも挑戦しています。

まだ誰も聴いたことのない音の可能性を探求し、スタジオの内外を超えて発信していく。
それがgatearray recordingsのミッションです。

神奈川県横浜市出身。
90年代にカシオの電子キーボードと友人に借りたMSXを手に、音楽制作をスタート。
大学の電子工学科を卒業後、本格的にトラックメーカーやライブパフォーマー、DJとして活動を開始。

30年を超えるキャリアの中では海外レーベルからのレコードリリースや、CD・ゲームなど商業作品への提供を経験。
レコーディング、ミックス、マスタリングなど、楽曲制作以外もさまざまな依頼に誠実に対応し、幅広い経験を積み重ねてきた。
音響による人の聴感覚の拡張を根源的なテーマに掲げており、常に新しい技術と表現を模索し続けている。

テクノレーベル”秋葉原重工”に、2010年の創立から取締役(レジデント)として所属。
2014年に、アートフォームとしての音響表現追求のため”KURAYAMI”プロジェクトを開始。
2022年、より自分らしく生きることで潜在的な可能性を押し広げるべく、祖先のルーツである長崎県の島原半島に移住。2024年にプライベートスタジオを構えた。
現在は地元商社で地域活性化に取り組みながら、アーティスト/サウンドエンジニアとして活動している。

Profile photo
江之浦測候所にて撮影

Offline


  • PA:集会、発表会など地域イベントでの設営、運用、撮影、レコーディングなど
  • ワークショップ:DTMに興味がある入門者を対象に、環境構築やソフトウェアの基本的な使用方法をレクチャー
  • レストレーション:古い音源(テープなど)の整音、調整
  • MA:自治会イベント、発表会など、地域活動のSNS向けの映像制作・音声の整音

Online


  • ミックス・マスタリング: 自身の経歴や経験から、特にインディペンデントの場で活動する表現者の方に寄り添った対応を心がけ、クオリティアップに力を添えます。
    • 納品対応フォーマット:配信先に合わせた各種wavフォーマット、DDP
  • 得意分野:特にセオリーや知見の少ない分野において、共に開拓者として密な意思疎通で取り組みます。
    • 電子音楽全般:ダンスミュージックに限らず、イメージの言語化が難しい楽曲や、ノイズやドローンなどの楽器が分類できない非定型なジャンル。
    • 一発録り音源:マシンライブなど、一発録りで緻密なミックスが難しい音源の、トラックとしてのリリースに向けたクオリティアップ。
  • 準備中
    KURAYAMI名義のライブパフォーマンス(VR/現実)・トラック制作には原則ギャランティを頂戴しております。
    それ以外の案件について、地域の方や面識のある方に限りほぼ実費のみで承っております。詳しくはお気軽にご相談ください
Studio Main Visual

gatearray recordings

Saiseisan Studio

戸建ての自宅に設けた、防音施工したスタジオです。室内空間に余裕をもたせて定在波を抑えた配置と、防音材による整音により室内音響を調整。
モニタースピーカーには補正機能内蔵のIK Multimedia iLoud MTM、DACにはクリアな再生に定評のあるLynx Studio Technology Hiloを採用。
プライベートスタジオでも可能な限り精密な聴取環境を整えています。
また多機能なHiloを中心にADATによるマルチトラックレコーディング、外部アウトボードのI/Oを構成。柔軟性の高いシステムは多彩なニーズに対応可能です。

Equipment
Soma Laboratory Layla-8
YAMAH MG10XU
Studio Front View
iLoud MTM
Apple Macbook Pro
ICON Platform Nano
Novation Launch Control XL
Outboards
Focusrite Clarett Octpre
Drawmer 1962
Warmaudio BUS-COMP
SPL Vitalizer mik3-T
Audio Interface: Lynx Studio Technology Hilo
Monitor: IK Multimedia iLoud MTM
DAW,Editor: Steinberg Cubase Pro, Wavelab Pro. Ableton Live Suite. iZotope RX Standard
Plugin: Universal Audio UAD-2, Plugin Aliance, and more.
Analog Outboard: Focusrite Clarett Octpre(Mic Preamp), Drawmer 1962(Tube Preamp), Warmaudio BUS-COMP(VCA Compresser), SPL Vitalizer mk3-T(Programable EQ)
Synth: Erica Synth Syntrx,Soma Laboratory Layla-8, Access Virus TI2 Polar, Elektron Analog RYTM mk2, and more.
Effector: Chase Bliss MOOD mk2, OTO machines BAM, Elektron Analog Heat, Eventide Time Factor, and more.
アナログアウトボードは調整を超えて強烈に煌めきや個性を引き出す際に使用しています。これらは特に細かなミックスが出来ないハードウェアの2mix一発録りのトラックなどに対して、埋もれた魅力の引き上げに効果を発揮します。

KURAYAMI logo

gatearray recordings主宰のFumiaki Kobayashiによるソロ・プロジェクト。
2014年の開始より「聴覚を中心とした感覚の拡張」をミッションとして掲げ、音楽と音響の境界を押し広げる探求を続けている。
ライブコーディングを活用して非同期かつ非定型的な音楽構造を言語と数理で構成し、
そこにソフト・ハードに寄らない幅広い音響をネットワークのように配置して相互作用させることで、独自の世界観を構築している。
2017年に秋葉原重工よりリリースしたアルバム「Phonocatalyst」では、確信的に制御された非定型的なリズムと重厚なノイズを重ね合わせて、
自身のコンセプトを揺らぎなく表現したことで、名刺的な代表作として高い評価を得ている。
より感覚を研ぎ澄ますことのできる環境を求め、2022年に血縁のルーツである長崎県島原市に移住。
近年は活動の場をVR空間にも広げ、物理的な場所にとらわれない活動を展開している。

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